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中高層都営住宅である。実はこれに変わる前に3〜5階建てのエレベータなし都営住宅があるのだが、自分では住んだ経験がない。想像するにエレベータがない5階に住むということは大変なことではないのかと思ってしまう。買い物を5階まで上げることを考えただけでも億劫になってしまう。外出も自然と自分だったら少なくなってしまうと思う。
現在各所で着工している中高層住宅は快適そのものだ。都に感謝の念さえ抱かせてしまう。一生かかってこの手のマンションを買い、支払っていくことは不可能に近い。初めて練馬の光ヶ丘団地を訪れ、なんと素晴らしい住宅かと思っていたものが、現実に自分の近くに、しかも実際に住んでいるという時代の変化に、やはり日本は豊かな国家であると納得せざるを得ない。
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現在、都の財政は困窮しているが、それ以前の中高層都営というのは実は現在建てられているものより住宅面積が広い。あまり知られていないことだが、都営住宅は平成初期が一番コストが掛かっており、それといったら一生住んでもびくともしない構造のようである。実はこの頃の建物には知り合いが住んでいて、それを頂点に財政圧迫とともにコスト削減にあっていった建設に、住宅面積も建物の外観にも、周囲の公園にも施設にも景気の動向が見て取れるのである。内部の設備は新しいほど快適であろうが、丁寧につくられた建物は平成初期のものであろう。
一般にマンションは現在の建築が良くバブル時期のものは質が悪いと言われるが、良い物でないと売れない時代であるし、都営を上回る建物でないと意味がないと思う。
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